１９９１年に、こころをとりまく様々な状況で悩む人々の地域生活を支える市民ボランティア「金沢精神保健を考える会」として発足、
１９９２年には金沢区で２館目の地域作業所「すぺーす海」を設立しました。
２００７年、地域作業所から障害者自立支援法の法定施設、横浜市地域活動支援センター「すぺーす海」となりましたが、作業だけではなく、ゆっくり憩える場という運営の基本方針は守り続けています。
２０１３年、「すぺーす海」の姉妹施設として横浜市地域活動支援センター「すぺーすＳＯＲＡ」が設立され、｢しごと｣中心の活動を行う場としてスタートしました。
ＮＰＯ法人海の会は、精神保健福祉のために活動する団体です。
こころをとりまく様々な状況で悩む方々も、今ではその多くが通院治療で症状をコントロールできるようになりました。ただ、集中力の低下や人づきあいがうまくできないなど、生活のしづらさを訴える方は少なくありません。また、社会的偏見によって社会参加への道が狭められている一面もあると考えられています。
海の会では、こうした厳しい現実への理解を深め、様々な障がいをもつ方が普通に生活し、気兼ねなく社会参加できる地域社会の実現に向けて、活動の輪を広げてゆきたいと考えています。
